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UN environmentについて
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国連環境計画

国際環境技術センター

 



 


 

 

廃棄物管理

【廃棄物管理】 

人間による社会経済活動において、我々は多くの廃棄物を排出します。我々が排出する廃棄物は、社会的背景、経済発展、技術開発、生活習慣や生活水準などの多種多様な要素に影響され、廃棄物の形態は年々変化してきています。また、世界的な人口増加に伴い、廃棄物の発生量は増加傾向にあります。廃棄物問題に対処するためには、廃棄物の発生抑制(Reduce:リデュース)・再使用(Reuse:リユース)・再資源化(Recycle:リサイクル)、いわゆる「3R」アプローチを用い、廃棄物の適切な管理や処理を行うことが重要です。今後、我々は、廃棄物処理に伴う環境への悪影響を極力削減し、廃棄物を資源として有効活用していかなければなりません。

UNEP IETCでは、世界的な廃棄物管理問題に取組むために、全体論的な廃棄物管理統合的廃棄物管理廃棄物の環境上適正な技術をキーワードに、世界廃棄物概況廃棄物管理におけるグローバルパートナーシップ廃棄物の環境上適正な技術廃棄物に関する国家・都市戦略などの各種活動を実施しています。

【全体論的な廃棄物管理】 

全体論的な廃棄物管理とは、廃棄物管理に関する全ての要因や要素を繋ぎ合わせて、全体的・包括的に廃棄物を管理することを言います。固体廃棄物、液体廃棄物、気体廃棄物が廃棄されると、個々の廃棄物の特性に適した処理・処分方法により再資源化や最終処分が行われますが、それら各廃棄物を統合的に管理(統合的廃棄物管理)し、個々の要因・要素を全体的に相互作用させ、廃棄物に起因する環境汚染の様々な交互作用を鑑み、廃棄物の環境上適正な技術を活用し、包括的に廃棄物の環境上適正な管理を実施しなければなりません。

【統合的廃棄物管理】 

統合的廃棄物管理とは、健康被害や環境影響を防ぐために適した廃棄物発生抑制、再資源化、最終処分等の廃棄物管理に関する一連の要素を統一的に実施することを言います。製品の長期的な使用や再利用の促進、使用済み製品の再資源化の促進、エネルギー回収を目的とした最終処分において、環境上適正な技術を導入した統一的な廃棄物管理システムを構築し、統合的廃棄物管理の実施が必要となります。

【廃棄物の環境上適正な技術(EST: Environmental Sound Technology)】 

廃棄物の環境上適正な技術とは、廃棄物処理において発生する排ガスや残渣の環境中への排出を削減し環境負荷を最小限化にしつつ、廃棄物を再資源化する技術を言います。例えば、電気電子機器廃棄物 、廃棄農業バイオマス、プラスチック廃棄物などは、世界的にも資源価値の高い廃棄物として注目されており、廃棄物の環境上適正な技術を使用することによって、適正処理と再資源化の両方が実現します。